ワンショルダーバッグの作り方 [手芸]
型紙はブラザーミシンの無料型紙を拡大。
A4のpdfをA3に伸ばしたのかな。確か。141%です。
ワンショルダーバッグ型紙とレシピ
※2016/4/7現在は見られますが、リンク切れしてしまう可能性もあります。ご容赦ください。
本来は裏地(内袋)なしなのですが、私はどうもパイピングが苦手&好きではないので、内袋を作ります。
縫い方の参考にさせていただいたのは個人ブログAya in wonderlandさんのワンショルダーバッグの記事です。
※2013年以降の更新はないようです。
この方もやってらっしゃいますが、袋を二つ作り、最期にひっくり返して作ります。
どんでん返しというらしいです。独学なのでよく知りませんが、ワタクシ、袋物はだいたいこれでございます。
でも本とかにはあまり載っていません(裏地なしで縫い代はパイピング、というのが一般的)。
ずっと謎でしたが、鮮やかに解決されました。以下のブログを参照してください。
手芸本には載せられない作り方
◆材料
120cmくらい~使えます。子どもから大人まで。
120cmくらいの子としては、カバン少し大きめかと。その場合、拡大しないで作るのがいいですね。
大柄な男性だとカバン小さめに感じるかも。でもそれほど変ではないと思う……。
①外側の袋用の布(同量の接着芯)
帆布とかあまり暑くないデニムとかがいいかと。マチや肩あて、ポケットは色や柄を変えても。
型紙で表側、裏側、左マチ、右マチ、ポケット、肩あて(二枚、左右対称の形)を取ります。
……レシピにはないけど、ベルト補強用に一枚。10cm角の正方形を取り、三角に切って使います。
②内側の袋用の布
無地の薄手のもの。袋の中なので明るい色の方が見やすいかと思います。
型紙で表側、裏側、左マチ、右マチを取ります。肩あてはありません。
……レシピにはないけど、ポケット作るならそれも。
横17cm×縦10cmくらいの出来上がりがちょうどいいかと思います。
裁断するときは周り1cm、上だけ2cmの縫い代つけて断ちましょう。接着芯つけた方が丈夫かと思います。
※ポケットは同じ布じゃなくても、なんでもいいのでセンスにお任せします。
③キルティングの布
レシピにはないけど、肩あてに入れるとふわっとしていいです。
型紙の肩あてと同じ大きさのもの一枚(見えなくなるので布地の裏表は問いません)。
④ベルト
肩ひもとして40cm(130cmの子どもなら。大人なら45~50cmあった方がいいかも)。
補強用のタブにつけるものが10cm。
飾り用に6cm。
というわけで、70cm~あれば十分です。
⑤移動カンと角カン
ベルトの幅に合ったもの。それぞれ一つずつ。
⑥ファスナー
50cmのもの。
ただしこれは141%に拡大した場合なので、拡大しない場合は35cmのもの。
⑦キーリング
※レシピにはありません。
キーホルダーつけたい場合、リング一つと、適当なひもが15cm程度。
⑧マジックテープ
※レシピにはありません。
外側についているポケットにつけようかと。5cm程度。お好みで。
↑全体図。
◆裁断
表地の<表>に型紙を置き、線を書く。
全部を覆うように、布の裏に接着芯をアイロンでつける。
表の線を切る。
裏地の<裏>に型紙を置き、線を書いて、切る。
◆下ごしらえ
私は、縫い合わせる前の細かな作業を「下ごしらえ」と呼んでいます。
ここまでは綺麗にできるのよね。最後の仕上げで大体つじつま合わなくなって無理に仕上げて出来がアレになるんですけど~……ま、まあいいじゃない、身内のだもの!
(1)外ポケット
上を三つ折りにし、アイロン。ふちを縫う。マジックテープを縫い付ける。
(ブラザーさんのレシピでは、ポケットの口ではじぐざぐ始末をするってあった。三つ折りのが楽だけど、幅がずれるので嫌な人はレシピ通りでどうぞ)
↑マジックテープの色は、たまたま見つけたので紺にしたけど、別になんでもいい。
↑マジックテープの相方を外袋用の表地、前側にくる布(表地)の表側につけます。
↑ポケットを仮止めします(出来上がり線の少し外側に縫い付ける)。
ついでにタグ用のベルト6cmほども切って、一緒に仮止めしちゃう。
(2)内ポケット
※レシピにはありません。
↑上辺を三つ折りにしてアイロン、ふちを縫う。残り三辺も折ってアイロン。
内袋用の裏地、後ろ側のもの、布の表に(分かりにくい!!)縫い付けます。
(3)タグ
※レシピにはありません。
機能的には無意味です。飾りね。ベルトが余ってたら、ちょっとつけるとアクセントになっていいかと。
(1)で外ポケットと一緒に仮止めしておきます。
(4)肩あて
↑このように、左にカーブする形で置いて、キルティングの布が一番下、がいいです。
表地の肩あてを二枚、中表に合わせ、その下にキルティングの布を置き、ベルトを重ねて縫います。
※ベルトは布からはみ出ないように置きます。
分厚いので、縫い目は少し大きめでやるといいかもしれません。
ベルト忘れたら後でリッパーで縫い目を切って差し込んで縫えますw
……で、ひっくり返します。これまた分厚いので大変。がんばってください。
返したらアイロン。ふちをステッチすると落ち着きます。
↑ベルト部分は□に縫い、さらに中を×で縫うと丈夫になります。
↑肩あては軽くラウンドしているので、表裏を間違えやすいです。ベルトと移動カンの表裏がワケワカラン! なので、ベルトをカンにつなぐのは最後がいいです! 絶対!
ここではベルトの片端を挟み込むだけに留めてください。最期にちゃんとつなげられますのでご安心を☆
(5)補強の布
↑ベルト10cmを角カンに通し、半分に折ります。
↑補強用の三角布を中表に重ね、中にベルトを入れます。
↑ふちを縫います。
↑ひっくり返して、ふちをステッチします。二重でもいいかも。
(6)肩あてと補強用の三角を本体に仮止めする
肩あてを表袋の後ろ側の布(背中に当たる布)に仮止めします。
↑後ろ側の布(表地)を、表を上にして置き、その上に肩ひもを裏が上になるように置きます。
で、タブを右側に仮止めします。
(7)キーリング
※レシピにはありません。
キーチェーンとかをここにカチッとはめたらいいかな~と思って、つけることに。
家で見つけたキーホルダーの部品に、ひもをつけます。
私は適当なひもがなかったので、ミサンガを編みました。編み方はYouTubeとかでいくらでも出てきます。
まあ適当なひもを買う方が楽ですねw
↑内袋の上端に仮止めします。
◆仕上げ
下ごしらえが終わったので、いよいよ袋の形に仕上げていきます。
(1)右マチと前側の布をつける。
(2)ファスナーをつける。
(3)外袋を作る。
(3)内袋を作る。
(4)肩あて部分のところからぐるりんとひっくり返して、とじる。
(5)一応、ステッチしてみる。
(1)右マチを前側の布をくっつける。
表地(外袋)からです。
前側の布を、表を上にして置き、そこに中表になるようにして右マチの布を重ねます。
1cmの縫い代で、出来上がり線を縫います。出来たら開いてアイロンしましょう。
裏地もやるのですが、表裏がワケワカラン! となりがちなので、よく確認しましょう。
写真なくてすみません。次に作る時はきっと載せます。
(2)ファスナー
説明しにくい……。
表地、左マチ布の右側にファスナーを縫い付けますが、えーと……まずファスナーを置きまして(取っ手が上になるように)、その左に左マチの布を並べ、右側にひっくり返す、と。
で、ふち5mmを縫い、さっきのように開いて、今度は出来上がり線で折り、アイロンする。
布がラウンドするので、マチ針打つ方が安全です。布が引っ張られるところははさみで切り込みを入れるとナイス。
で、同じようにファスナーの右側に前側の布と右マチの布がくっついたものを置き、左方向にぱたんと倒して、同じようにふち5mm→折り返してアイロンです。
次に、裏地もつけます。向きを間違えないように気を付けて仮止め(ふち5mmを縫う)してください。
両側できたら折り返してアイロンし、表地+ファスナー+裏地の3パーツを縫い付けます(きわをステッチ)。
↑取っ手を下ろして半分くらい縫い、針を刺した状態にして押さえを上げ、取っ手を移動させる。
↑取っ手を奥へやったら押さえを下げて、また縫い進める。
↑取っ手が薄いものを買うとなお良いですが、難しい場合は押さえをファスナー用のに取り換えてどうぞ。
(3)外袋を作る。
後ろ側に来る布を前側の布+右マチと、左マチに縫い付けます。
マチ針打ちましょう。これがなー……綺麗に合うとうれしいんですけどね。
(4)内袋を作る。
同じように、内袋も作っていきます。
肩あてのところだけ残るのかな? いまだによくわかっていません。次こそ……!
(5)ステッチ
写真ありません。両手ふさがると撮れない……。
ステッチはあれかな、外袋できた時点でやった方がいいのかも。
(6)ベルトをつなぐ
↑肩あてから伸びるベルトを移動カンに通します。
↑補強のベルトが通っている角カンに通します。
↑こんな感じで戻して、移動カンに再度通します。
↑こうなります。
裏っかわでくるりと折り、三枚重ねて縫います。分厚い……!
針を折らないようにお気を付けください。
そんなこんなで、とりあえず何とかできました。
↑表から見たところ。ポケットはマジックテープですがこの写真じゃほとんどわかりませんね。^^;
↑裏から見たところ。
↑ファスナーを開けると中にキーリングとポケットが見えます。こちらは留め具などありません。
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