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家計の話 [家]

夏休み。
ゴロゴロとスマホいじってるだけでは良くない。何かできること……と、思いついたのが家計の話です。
有難いことに切羽詰まっているわけではありませんが、一度、全体を俯瞰したいなと思って。

ちなみに、PAGEMの「らくらくかけいぼ」というのを使い始めて三年目。
DSC_0881.JPG

うっかりなくせにどこか細かい私は、費目分けに悩む日々。
ストッキングって衣服? 日用品? とか、どっちかに決めちゃえばいいのに、毎回うだうだ。その時々で違う方に入れちゃったり。
あと税金や保険、学費など大きなものは夫に任せていて、彼はちゃんとしてくれているから安心なんですが、私が分かってないのも良くないかなとか思って、せっかくの機会なので、ちゃんと把握しよう! と心に決めました。

最初に家族構成を書いておきます。これ次第で全然違いますのでね。

【家族構成】
   ・40代後半の夫(自営業でもサラリーマンでもないけど給料制ではある)
   ・40代前半の妻(専業)
   ・中学生の子二人
   ・小学生の子一人

子ども三人のデータって少なくて。実は7.6%しかいないって説もあるようです。ってまあネットでどっかに書いてあっただけだから信用度低いけど。

【費目】
あまり多くても面倒なので、まとめるところはまとめてみました。
   ・住居費
   ・食費&日用品費
   ・水道&光熱費
   ・通信費&交通費
   ・被服&美容費
   ・教育費
   ・保険&医療費
   ・趣味&娯楽費
   ・交際費
   ・その他

何がどれに入るか、この際全部決めちゃおう! と思いまして。
長くなりますが、一番上から何が含まれるか書き出してみようと思います。
あくまでうちの場合はこうしている、ということです。

【費目内訳】
住居費
  ローン返済、修繕費(賃貸なら家賃や共益費)
食費&日用品費
  食材、外食、嗜好品(アイスやタピオカ、お菓子など)、友だちとランチは交際費じゃなく外食ということにしてみました。
水道&光熱費
  水道、電気、ガス。
通信費&交通費
  固定電話、携帯電話、ネット、NHK、新聞、郵便、定期、チャージ、バス、タクシー、コインパーキング、新幹線(帰省など)。
被服&美容費
  洋服、下着、靴、クリーニング、美容院、化粧品(滅多に買わないけど~)。
教育費
  学費、教材費、給食費、文具、学用品、習い事、部活。
保険&医療費
  保険は生命保険、車両の任意保険など。診察、治療、薬などの医療費はもちろん。保健用品(マスク、絆創膏、日焼け止め、ハンドクリーム、サプリなど)もここに含めました。
趣味&娯楽費
  大人の習い事、書籍類(教育か悩んだけど教養費ということでこちらに)、趣味の手芸や工作の材料。子どもへのこづかい、お年玉もここにしました。あと、レジャー費。旅行代ですね。
交際費
  歓送迎会。忘年会、新年会。同窓会。親戚へのお年玉や友だちへのプレゼント。
その他
  冠婚葬祭は交際費か悩みましたが、突発的ということでこちらに。子どもの誕生日プレゼント、クリスマスのもの、家電や家具の故障による修理や買い替え、二年に一度の車検、など。

車はありますが、車関連費という項目は作りませんでした。
ガソリン代は交通費、車検は特別費、保険は保険費という風に振り分けたからです(現在ローン返済はありません)。
小遣い、交際費、特別費なんかの区分けが人によって違うので、悩みました。
うちの場合、大人の小遣いはなく、趣味&娯楽費として計上しています。なので、子どもの小遣いもここに入れることにしました。必要なものは親が買う、小遣いは遊興費、ということで。
子どもの小遣いも制度とか金額とか悩みますよねー! ですがまあその話はまた別の機会にw
あ、悩んでいたストッキングですが(笑)、あれは衣服に含めることにします。今、決めました!(どうでもいい)
そうだ。この他に税金がありますね。住民税、固定資産税、自動車税……。



はい、次ー!

理想的な家計ってどんなの?

これがねえ。ネットを徘徊して探したんですが、なかなか難しい。
何しろ条件によってかなり違いがあるわけです。

世帯収入の違い。もちろんこれが一番の違いです。年齢も関係してきますね。
都市かどうか。家賃や車関連で違いが出ますね。
世帯人数。子どもの年齢によっても違います。先ほども書きましたが、子ども三人ってのがまず少ない。

でも有名なのは横山光昭さんという人の「理想の割合」ってやつみたいです。
もちろん、上に書いた条件によって違いますから、一番近いあたりを探ります。
また、別のFPの方(竹国さんという人だったかな?)の、理想の割合なんかも見つかりました。

それとは違う側面からですが、世帯主が40代で、世帯人数が2人以上の家計データという統計も見つかりました。多分、総務省統計局の家計データってやつです。
参考URLは以下になります。詳しいけど……さすがだけど……全部見るのは辛い~。分析したまとめが欲しいです。(^-^;)
https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html

実際はこんなもんです、っていう五人家族の家計も2つほど見つけたので、理想の割合と合わせて4つのデータを見比べてみることにしました。
以下の図を見ると、理想と現実でかなり差があるのが分かります。

家計の理想の割合比較図.jpg

住居費は25%というのが理想だそうですが、実際には持ち家の人がローンを払い終えていたり、会社から補助が出ていたりで、10%にも満たないというのが平均です。へえ~。

食費と日用品費も隔たりがあります。
住居費の分がこちらに回されているんでしょうか。食費はあまり削るのも良くないと思いますが、外食の回数や、総菜や嗜好品を買う頻度が高すぎるのもあまり良くないですよね。

通信や交通に関しては、住む地域や働き方によってまちまちだと思うので幅があって当然のところかなと思います。

教育費も、子どもの有無、年齢、教育方針、地域差など、かなり変わってきますね。

【費目割合のまとめ】
・住居費……25%という説もあるが実際の平均は6%くらい(!)
・食費&日用品費……17~19%が理想らしいが、実際には27~30%(!)
・水道&光熱費……4~7%くらい。
・通信費&交通費……地域差もあるのか、振り幅大きめ。6~14%くらい。
・被服&美容費……3~5%くらい。
・教育費……教育方針や諸事情により7~17%と幅がある。
・保険&医療費……何を含めるかにもよるが2~6%くらい。
・趣味&娯楽費……これも含める範囲によるが9~14%くらい。
・交際費……2%が理想のようだが実際は7%くらいのよう。
・その他……小遣い、特別費のほか貯蓄も含まれるが、10~16%くらい。


……さて。

データとまとめをじっくりと眺めつつ、自分の家のことを考えます。
家、車、教育、あたりが大きく変動するあたりですね。

あまり細かく言うとアレなので省きますが、とりあえずうちの場合……
【安い】住居費、交通費、通信費、医療費、美容費
【高い】食費、教育費
【めっちゃめっちゃ高いww】趣味&娯楽費
……という感じで調整して、こんなもんかな? という割合を出しました。

子どもが小さい内(一番上が小学生の内)はとにかく家族での思い出作りを最優先しました。中学になってもなるべくそうしたいけど。
だんだん子どもも離れていきますし、教育費がかさんでくるのでレジャーばかりにお金を割くわけにもいきません。
なので、レジャー費を含む趣味&娯楽費がめちゃ高設定なんです。


【理想の割合になっているか確認する】

実際の家計簿(2年半分くらい)と首っ引きで、何にいくら使っているかを調べました。
もちろん、ざっとです、ざーっと。
費目違いもあるし、まとめちゃってるのもあるし、細かい金額言い出すと何日もかかるので、厳密には到底無理ですからね。

年額のものは12で割る。
月額のものは毎月の金額を足して年額にしてから12で割る。
1年に数回かかったものは1年分全部を足してから12で割る。

……という作業を地道に繰り返します。疲れたー。

で、費目ごとに出た月額を、手取り収入額で割ると割合が出ます。
(この時、手取り月収にボーナスや児童手当を含まなければその分はまるっと浮きます。全部入れて計算してもいいけど、うちはボーナスを省いて、給料のみで計算してみました~)

例:
食費が月平均で7万だった。
手取り25万の場合、7÷25=0.28→28%
手取り35万の場合、7÷35=0.2→20%
手取り40万の場合、7÷40=0.175→17.5%

食費は20%前後くらいがいいと思うので、
手取り25万なら5万、35万なら7万、40万なら8万くらいまでいっても良さそうです。

別の考え方としては、人数×1万+1万まで、というのもあるそうです。
世帯が2人なら3万まで、3人なら4万まで、4人なら5万まで、5人なら6万まで……ということですね。
そう考えると、世帯収入が多いからと言って、それに合わせて食費をどんどん上げていくのも、ちょっともったいない感じがしますね。


閑話休題。

そんな風にして、実際にかかったお金を、費目別に、手取り金額で割っていって(Excelさまさまです)、%を出します。
その%をすべて足します。

80%になった→残りの20%が余ってる→貯金できてる計算です。
100%になった→収入を使い切ってることになりますね。その他の項目に貯蓄が入ってるならその分だけ貯金できてます。
110%になった→10%の赤字です。

うちの場合は……大体、100%でした。
毎月の貯金もその他費に含まれていますが、給料だけで計算したので、ボーナス分はまるまる貯金できている計算になりました♪
今のところはやっぱりこんなもんでいいんだなあと納得できました。良かった!

以上、長いけど書いて良かったです。
(まずいないだろうけど)読んでくれた方ありがとう。何かの参考になれば嬉しいです。^^



追記。

すみません。もう十分長すぎる記事なんですが、さらに付け加えます。
費目なんですが、固定費と変動費に分けるというのはよく聞きますね。
横山さんによると、4つのグループに分けられるんだそうです。

①毎月定額かかるもの
②毎月変動でかかるもの
③年に数回かかるもの
④それ以外で削れないもの

節約するときは、①から順に考えた方がいいんだそうですよ。
ちなみに、どんなものが入るかは以下の通りです。

①毎月定額かかるもの
家賃やローン返済、新聞、NHK、電話代、ネット、習い事、こづかい、月額で払う保険料

②毎月変動でかかるもの
食費、外食、嗜好品、日用品、水道光熱費、交通費、教材、学用品、趣味・娯楽

③年に数回かかるもの
レジャー費、美容院、クリーニング、洋服、交際費、プレゼント、帰省代、冠婚葬祭、家電や家具

④それ以外で削れないもの
学費、医療費、税金、車検、定期代

見直すなら①から、ということでした。勉強になりますね。
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