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第八章 [テラサガ関連]

新規の文章を書くのは疲れる。今日は全然進まなくて愚痴ばかり。とほほ。
とりあえずコーウェンでなくアンワールの町に到着したので、コーウェンの描写はカット。
使えるとこはちょい改変してそのまま使う。
カットしたとこは以下に置いとく。ってまあサイトに載ってるからいいんだけど、どこ抜いたか分かりやすいかと思うので。
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 コーウェンは大きな港町である。帆船で遠海航行が出来るほどの技術はないが、この大きな港を出入りする船は大きく、東の島ミクリナからの交易品を届けてくる。深い湾と、この地方の優れた造船技術がそれを可能にしていた。大きな船は毎日のように港を出入りし、また、ごく稀ではあるが、外の大陸との行き来もある。港の近くには荷揚げされた商品がしまわれる倉庫街があった。
 照りつける太陽と、べたつく潮風。空気に混じる香りは独特なものだ。町中に走る小さな運河の水面に、陽光がきらきらと輝いている。ハーディスの光は積み上げられた木箱や大きな樽の山にもたっぷりと降り注いでいた。
 倉庫街と港をつなぐ大通り、それに町の外と港をつなぐ大通りが三本。合わせて四本の大通りがこの町の一番賑やかな場所だ。石畳の広い通りには人が溢れ、喧騒が満ち溢れている。道端には日除けの天幕が張られ、店先では退役した軍人や水夫上がりの老人などが昔話に興じ、女たちは井戸端で魚売りを待っている。荷揚げを請け負う人夫、人足たちが酒を飲みながら仕事を探し、彼らの合間を縫って子供たちが走り回る。男の子たちはみな上半身が裸で、短い白い下穿きをはいているだけだ。港湾労働者たちもその日焼けした肌を惜しげもなくさらし、屈強な体をむしろ自慢するようにして忙しく働いている
「賑やかだねえ」
 クリフがきょろきょろとあたりを見回している。
「だろ? ここはルセールの一部ではあるけど、完全に独立した町だ。マイオセールがあんな状態でも、ここは元気を失いはしないのさ。昔、数年住んでたことがあるけど、暮らしやすい町だぜ。年中新鮮な魚介類は上がるし、女は綺麗だし」
「リュークはいつもそればかりだな」
 エイルが飽きれたように言うと、リュークが笑って返した。
「何言ってんだ、飯と女がこの世で一番大事なことだろ」
「あら、そんなこと言ったら……」
「ああ、女の場合は決まってる、飯と男が一番大事なのさ」
「もう、馬鹿ね!」
 クレオも、リュークの軽口には思わず笑ってしまう。いまだに、ともすればふさぎこんでしまいがちなクレオも、リュークたちと笑い合っている時はあまり考え込まずに済むのだった。
「ここが港だ」
 町の東側は半円状に大きく開けた広場になっていた。北の大通りを抜けていくと、海が徐々にその姿を現す。エイルと双子は想像をはるかに超えて広いその水の広がりに絶句していた。湾曲に列をなす小舟や帆船、打ち寄せる波の音、どっと押し寄せる潮の香り。そしてどこまでもどこまでも、見える限り遠くまでつながっている水面には小さな波頭が白く、絶え間なく動く模様を形作る。
「すごい……!」
 クリフとクレオは同時に言って目を見張った。
「これが海か。砂漠の砂と、ここの水と、どちらが多いのかな」
 エイルも驚きを隠せないようだ。シキは双子とエイルの様子を微笑ましく見守っている。クリフたちは大きな帆船や荷物が積み下ろしされる様子を見てはしゃぎ回った。
「港へ出るのは遠回りだったんだけどな、あいつらが海を見たいだろうと思ってさ」
 前髪をかきあげながらリュークが言い、シキが頷いてそれに答える。
「北の山岳地帯出身のクリフたちにも、もちろんエイル様にも、またとない経験だろう。彼らの人生がこれでより豊かになるな」
「ははっ、そりゃ言い過ぎだ」
「そんなことはないぞ。彼らはお前ほど世界を知らない。知らない事を知るというのは、人間を成長させる。この旅が彼らにもたらしたものは計り知れない価値がある。少なくとも、俺はそう思う」
「そうだな。うん、俺もそう思うよ」
 リュークは感慨深げに頷いた。
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一部は使えそうではあるけど、本編はとにかく短くしたいし、100のお題で使えるかもしれないし、とにかく今はがっつり削除です。

そいから、アンワールで精霊使いのヴィトのすごさを見せるために書いた部屋の演出は不要だな。切ろう。紙を舞わせるくらいはやってもいいか。

んで……事情の説明をする、と。
竜の出現がありアンワールに移動し、サーナ救出でびっくり、今後を占うために予見をしたらデュレーにいた四人が見えて、サーナも預かってて動けないし、リュークに連れてきたもらった。
その間に竜について調べてたら師匠から手紙が来て、封印の剣について書いてあった。
今度はこっちが話す番。
エイルとシキは時を超えてきた。びっくりんご。元の世界に戻りたい。そりゃそうでんな。
師匠登場。かな、やっぱ。
んで、大掛かりな予見をしたらやっぱり四人が見えて、ヴィトとも見解が一致。
竜を倒せとか、世界を救えなんて言うつもりはない?
竜を倒すために剣が必要、その剣を手に入れるために四人が必要、ってことだから協力を要請したい。
と、ここでクレオが竜は倒さなくちゃいけないの? と。
当然っしょ、という流れになるが、じゃあなんで竜は人を殺したの? と。
上手く書けるかなあ……どきどき。

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……ちょっとは書き進めた。
クレオがその話を出すのは剣を手に入れたところで、ということにしてみた。
んで、クリフがむしろそれに反対する。単細胞だから「は? 敵だから倒すの当然っしょ!」という展開。
まだちょっと練れてないけど、とにかくクライン=ラスボスはやめにして、がっつり消したからすっきりしたわ。
竜の時代の話とか、クラインの施政についての話とかは隠しフォルダにまとめた。

……あー疲れた。
もう娘を迎えに行く時間か……。
でもかなり難しいところを乗り切った感じある。
がんばった、私。
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